手首の痛みが続く原因は?キーンベック病をやさしく解説【おやま整形外科クリニック所沢院】

目次

はじめに|手首の痛みがなかなか治らず困っていませんか?

「手首の真ん中あたりがズキズキ痛む」「特にぶつけた覚えはないのに腫れている」「力仕事をすると手首がつらい」
このような症状が続き、所沢で整形外科を探している方はいませんか?

手首の痛みというと、捻挫や腱鞘炎を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
中にはキーンベック病という、やや聞き慣れない病気が隠れていることがあります。

この記事では、キーンベック病について、「難しい言葉はできるだけ使わず」に
原因・症状・検査・治療・リハビリまでを丁寧に解説します。


キーンベック病とは?|手首の骨が弱ってしまう病気

手首の周りには、手根骨(しゅこんこつ)と呼ばれる8つの小さな骨があります。
この中のひとつに月状骨(げつじょうこつ)という骨があります。

キーンベック病とは、
👉 この月状骨への血流が低下し、骨が弱くなってしまう病気です。

骨は血液から酸素や栄養を受け取ることで健康を保っています。
しかし、何らかの理由で血流が不足すると、骨がもろくなり、
最終的には潰れて変形してしまうことがあります。

月状骨は、手首の動きを支える重要な位置にあるため、
障害が起こると手首の痛みや動きの制限につながります。


キーンベック病の原因|なぜ月状骨に起こるの?

キーンベック病の原因は、ひとつだけではありません
いくつかの要因が重なって発症すると考えられています。

主な要因

  • 手首への繰り返しの負担(重い物を持つ作業、力仕事)
  • 月状骨への反復した衝撃
  • 月状骨の血流がもともと少ない体の構造
  • 過去の手首のケガ(軽い骨折など)

特に、10代後半〜30代の若い男性の利き手側に多いと言われていますが、
女性や高齢の方に発症するケースもあります。


キーンベック病の症状|初期は気づきにくいことも

キーンベック病は、初期にははっきりした外傷がなく発症することが多いです。

初期の症状

  • 手首の中央あたりの違和感
  • 押すと痛い
  • 手を使うとだるさが出る

進行すると…

  • 手首の痛みが強くなる
  • 腫れや熱感が出る
  • 手首が動かしにくくなる
  • 握力が低下する
  • 痺れがでる

症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返すことがあり、
数年〜十数年かけて進行するケースもあります。


検査・診断|早期発見がとても大切です

診察では、手首の中央部分の痛みや腫れ、可動域、握力を確認します。

画像検査

  • レントゲン検査
    → 進行している場合は、月状骨の変形や潰れが確認できます
  • MRI検査
    → 初期段階でも、骨の血流低下を捉えられることがあります

初期のキーンベック病は、レントゲンでは異常が分からないことも多いため、症状が続く場合はMRI検査が重要になります。

また、関節リウマチなどの病気と区別するため、血液検査を行うこともあります。

キーンベック病の進行度は以下の画像のように分類する。


治療方法|進行度に応じた治療が選ばれます

キーンベック病は進行性の病気と考えられており、自然に治ることはあまり期待できません。

保存療法(初期)

  • 安静の確保
  • 痛み止めの内服
  • ギプスや装具による固定

ただし、仕事や生活上、完全な安静が難しい方も多く、保存療法だけでは進行を止められない場合もあります。

手術療法(進行例)

保存療法で改善しない場合や、すでに月状骨が潰れている場合には手術を検討します。

代表的な手術には、

  • 橈骨短縮骨切り術
    → 前腕の橈骨の長さを調整し、月状骨への負担を減らす手術
  • 血管柄付き骨移植
    → 血流の良い骨を移植し、月状骨の回復を促す手術。月状骨の血行を再開させ、圧潰を進行させないことが目的です。

手術後の入院・固定期間は、
おおよそ2週間前後が目安になります。


リハビリ|治療後の回復に欠かせません

キーンベック病では、
保存療法中・手術後ともにリハビリが重要です。

リハビリの目的

  • 手首の動きを回復させる
  • 関節の安定性を高める
  • 日常生活・仕事への復帰を目指す

リハビリの内容

  • 手首・指の可動域練習
  • 周囲の筋力トレーニング
  • 手首に負担をかけにくい使い方の指導
  • 職業や生活動作に合わせた動作練習

自己流の運動は悪化の原因になるため、整形外科・理学療法士の指導のもとで行うことが大切です。

当院の理学療法士は腰、膝、肩といった3大痛み以外にも手首や指の治療も行っています!
不安があるなら一度受診してみてください!


よくある質問(Q&A)

手首の痛みが軽い場合でも、受診した方がいいですか?

はい。キーンベック病は初期ほど症状が軽く、早期発見・早期対応がとても重要です。
「手首の痛みが治らない」「腫れが続く」場合は、早めの受診をおすすめします。

必ず手術が必要になる病気ですか?

すべての方が手術になるわけではありません。
進行度によっては保存療法とリハビリで経過を見ることも可能です。
状態に応じて最適な治療を選択します。


まとめ|手首の違和感を放置しないことが大切です

キーンベック病は、早期に見つけて適切な治療とリハビリを行うことで、手首の機能を守れる可能性が高い病気です。

手首の痛みや腫れが続く場合は、「そのうち治るだろう」と我慢せず、早めに相談しましょう。


所沢で手首の痛みにお悩みの方へ

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〒359-0037 埼玉県所沢市くすのき台1-12-10 第3西村ビル1階
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手首の痛みでお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
早めの受診が大切です。

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